増刊号 スポーツがもつ可能性—作業療法への期待
第4章 精神障害とスポーツ
4 精神障がい者とソフトバレーボール
宮崎 宏興
1
Hirooki Miyazaki
1
1NPO法人いねいぶる
pp.875-878
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201803
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精神障がい者とソフトバレーボール
1990年代まで,精神障がい者がスポーツをする機会といえば,入院患者のレクリエーション作業療法として実施・提供されるものが多かった.しかし近年では,外来通院患者やデイケア利用者,また,障害福祉サービス事業所の通所者において,障がい者地域スポーツとして参加できる機会が増加している.
日本精神保健福祉連盟は「精神障害者スポーツ推進委員会」を中心に,1999年(平成11年)より精神障害者スポーツの振興事業を行っており,全国精神障害者スポーツ大会・ブロック大会の開催や,都道府県レベルでの精神障害者スポーツ推進協議会等の組織づくり等に取り組んでいる.
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