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特集 生きる声からわれわれが得るもの—精神障害者も共に創造する共生社会の実現
生活を支える支援サービスとのつきあい方
How to utilize livelihood support services
しずく〜はりまピアサポ♡バンク〜
1
1NPO法人いねいぶる
pp.615-619
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201337
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ピアとは「仲間」という意味です.「ピアサポート」とは,同じ課題や環境を体験する人などが仲間(ピア)として「体験を共有し,共に考える」ことで,仲間を支援することです.ピアサポートを行う人たちのことを「ピアサポーター」といいます.
「自分の病気について描いた自作の漫画を出版し,いろいろな人に見てもらいたい」,「地域住民や学生に,自分自身が経験した病気や生活体験,これからの希望を知ってもらいたい」,「自分の経験した病気や障害を,同じ思いで悩んでいる人に役立てられるような仕事がしたい」というピアの声から,各関係機関が協力し合い,ピアサポーター養成事業が行われました.活動団体の名称は,南米アンデス地方の童話『ハチドリのひとしずく』〔辻信一(監),光文社〕の一節「私は,私にできることをしているだけ」から,「しずく」と命名され,2010年(平成22年)に発足しました.
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