鳥獣りは「折り紙絵」
鳥獣りは「折り紙絵」
村越 正明
pp.1050-1052
発行日 2017年9月15日
Published Date 2017/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201069
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作者プロフィール
村越正明
一九五五年生まれ.建築士.二〇一五年秋、脳出血(左被殻)を発症し、右半身に麻痺を生じて入院しました.その後五カ月の入院生活では、リハのかたわら、少しずつ動かせるようになった手を使い、趣味の絵を描いて過ごしましたが、次第に、病院の皆さんに向け、食事ごとの「食札」やリハ室の掲示板にメッセージの絵を描かせてもらうようになりました.
病院では、自分と同じ境遇の患者さんたちが懸命にリハをし、それを明るく励ますセラピストの先生や病院の皆さんの姿に力をもらいました.一人の「よくなる」は小さくても、皆の「よくなる」を集めれば、たくさん「よくなる」ような気がします.
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