連載 実践!まちづくり—青年療法士まちづくり塾の挑戦・第5回
合宿後の活動 その2
石浜 実花
1,2
Mika Ishihama
1,2
1プライマリケア株式会社
2青年療法士まちづくり塾
pp.922-927
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201034
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他流試合で,療法士がまちづくりにかかわる意味がみえてきた
前回は合宿後の活動を紹介した.われわれの達成感はあったとはいえ,立場の違う方々からはどのように見られるのか.一つの価値観に凝り固まっていないだろうか.療法士は,まちづくりの担い手として理解を得ることができるのか.
実は,塾の開設時より活動の成果について,他分野の方と意見交換できる場を想定していた.それが2016年(平成28年)10月開催の「四国のまちづくりに関する情報交換会&見学会」である.この会は日本都市計画学会中国四国支部の地域活動助成事業として毎年行われているもので,同年の情報交換会のテーマは「健康まちづくり」であった.参加者は,行政,地元,民間,大学からの多方面にわたる.香川大学大学院地域マネジメント研究科の髙塚 創教授より発表の機会をいただいた.
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