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特集 地域で役立つOTになるために—介護予防編
今知っておきたい介護予防ケアマネジメント
Care management of long-term care prevention
籾井 剛士
1
Takeshi Momii
1
1らそうむ内科・リハビリテーションクリニック
pp.285-291
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200877
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Key Questions
Q1:介護予防・日常生活支援総合事業とは何か?
Q2:自立支援に資する介護予防ケアマネジメントの視点とは?
Q3:OTに求められるアセスメントの視点とは?
はじめに
2025年,団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる.2025年には4人に1人が後期高齢者という超高齢社会となり,医療,介護,福祉サービスの充実が求められている.
現在,各市町村より,介護予防・日常生活支援総合事業(以下,総合事業)が本格的に開始されている.介護予防ケアマネジメントは,要支援者,および基本チェックリスト(表11))により事業対象の基準に該当した者(以下,事業対象者)に対して,幅広く活用されていくことが予測されている.また,総合事業で適切なサービスを提供するために,とても重要な位置づけをされている.本稿では,介護予防マネジメントの視点や基本的な流れについて紹介する.
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