特別企画 『介護保険時代』における地域リハビリテーション・3
介護保険とケアマネジメント
竹内 孝仁
1
,
平光 八郎
2
1日本医科大学リハビリテーション科
2長崎県五島福祉事務所上五島支所
pp.696-702
発行日 1999年7月1日
Published Date 1999/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902763
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
平光八郎(司会) 私は今,福祉事務所に勤めており,福祉の人間が全国に名だたる竹内先生の講演の司会をするということで,大変光栄に存じます.20年前から竹内先生の教えを受けながら,浜村(明徳)先生たちと一緒に活動してきました.
今日,竹内先生のご紹介にあたり,書棚の奥から雑誌の別刷を探してきました.「医学のあゆみ」の昭和53年5月13日号(第106巻第7号)で,表題が「リハビリテーション医学—人間科学としての特質と展望」とあり,2号にわたり連載されました.われわれは今,リハビリテーション医学は「生活の医学」だといっておりますが,治療医学,予防医学に次ぐ第三の医学といわれていたリハビリテーション医学を,竹内先生はこの論文で初めて,「生活の医学」として「生活」を前面に出されました.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.