学会・研修会印象記
第15回 岩手リハビリテーション連携フォーラム
藤原 瀬津雄
1
1東八幡平病院
pp.1276
発行日 2013年10月15日
Published Date 2013/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100302
- 有料閲覧
- 文献概要
先日,第15回岩手リハビリテーション連携フォーラムが盛岡市の盛岡グランドホテルを会場に,岩手県内のリハ関係職種250名の参加を得て開催された.本会は年に2回開催され,岩手県内の急性期,回復期,生活期のリハに関わる医師,看護師,コ・メディカルスタッフ等,多くの職種が一堂に会する特徴をもった研修会である.
岩手県は県庁所在地の盛岡市内に岩手医科大学附属病院,岩手県立中央病院,盛岡赤十字病院等の急性期病院があるが,県内各地に県立病院を配置し地域の急性期医療を担っている.それに対し回復期リハを担う病院は,盛岡を中心とした県央部に集中している.よって岩手県におけるリハ医療の特徴として,県内各地での急性期医療から二次医療圏を超え県央部への回復期リハ病棟に転院,加療する状況が多くみられる特徴をもつ.多分にもれず岩手県においてもリハを展開するうえで急性期,回復期の連携が課題となっていた.
Copyright © 2013, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.