特集 アレルギー
【各論】
5.成人喘息(アトピー性/非アトピー性)—現在の症状の安定化と将来の呼吸機能低下リスクの回避が重要
黨 康夫
1
Yasuo TO
1
1国際医療福祉大学医学部 呼吸器内科学
pp.35-45
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900750
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ひとくちに成人喘息といっても,その集団は均一なものとはいえない。成人してから発症した喘息,小児喘息からの持ち越し,小児喘息の既往がありいったん治癒後に再燃したもの,があり,それぞれの集団でフェノタイプ(表現型)*1が異なることから,治療方針にもカスタマイズが必要となる1)。
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