特集 糖尿病
治療
6.薬物療法:経口血糖降下薬による治療—BG薬,SU薬・グリニド薬からピオグリタゾン,αGI,DPP-4阻害薬,SGLT2阻害薬まで
片岡 仁美
1,2
,
和田 淳
2
,
江口 潤
2
,
柴田 祐助
2
,
高橋 寛子
2
,
中司 敦子
2
,
山口 哲志
2
Hitomi KATAOKA
1,2
,
Jun WADA
2
,
Jun EGUCHI
2
,
Yusuke SHIBATA
2
,
Hiroko TAKAHASHI
2
,
Atsuko NAKATSUKA
2
,
Satoshi YAMAGUCHI
2
1岡山大学病院 総合内科
2岡山大学病院 腎臓・糖尿病・内分泌内科
pp.343-360
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900545
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どのような戦略で各薬物を使用すればよいのか
患者のインスリン分泌能,インスリン抵抗性から必要な薬物を選択するが,現状では2型糖尿病の第一選択薬は,禁忌がなければビグアナイド薬としてよいだろう(Q1-2)。まず単剤投与で開始するが,単剤でコントロール不良の場合は,すみやかに併用療法を開始する。その際に必要となることは,薬物の相互作用を勘案すること,患者のアドヒアランスにも留意することである。
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