特集 腎疾患
【腎疾患管理に必須の基本事項】
1.腎機能評価—適切な推算式でGFRを評価する
上原 圭太
1
,
安田 隆
1
Keita UEHARA
1
,
Takashi YASUDA
1
1聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 腎臓・高血圧内科
pp.1-9
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900388
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水分やさまざまな代謝産物の排泄,電解質・酸塩基平衡の調整,レニン・アンジオテンシン系を介しての血圧の調整,さらにはエリスロポエチンや活性型ビタミンDの産生など,腎臓の機能は多岐にわたる。腎機能といった場合,広義には幅広くこれらすべてのものを指すこととなる。一方,臨床において腎機能は糸球体濾過量glomerular filtration rate(GFR)で評価されることが多く,これは狭義の腎機能に当たる。本稿では,腎機能評価の指標としてのGFRについて述べる。
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