特集 周術期マネジメント
8.神経疾患の周術期マネジメント—脳梗塞で起こり得る問題を中心に
千田 譲
1
,
森 雅也
2
,
川口 克廣
2,3
Joe SENDA
1
,
Masaya MORI
2
,
Katsuhiro KAWAGUCHI
2,3
1小牧市民病院 神経内科
2小牧市民病院 総合内科
3小牧市民病院 循環器内科
pp.363-376
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900170
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人口の高齢化に伴い,脳梗塞やParkinson病などの神経疾患が既往歴にある症例に対し,外科手術が必要になる場面に多く遭遇するようになってきている。神経領域の病態解明・治療法の確立とともに,総合内科医も神経疾患の周術期マネジメントに対する知識とスキルを身につけ,総合内科医として対応する領域と,脳神経外科・神経内科・脳卒中科などの専門医に相談が必要である領域を知ったうえで,診療にあたることが重要である。本稿では5つの症例を挙げ,それらへの対応方法について述べる。
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