徹底分析シリーズ PCI
PCIの実際—PCI手技の実際,起こり得る合併症とその対処法
下田 祐大
1
,
森野 禎浩
1
Yudai SHIMODA
1
,
Yosihiro MORINO
1
1岩手医科大学医学部 内科学講座循環器内科分野
pp.558-565
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201400
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
経皮的冠動脈インターベンションpercutaneous coronary intervention(PCI)は,狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患をカテーテルによるアプローチで治療する冠動脈の血行再建術である。ガイディングカテーテルを介して,ガイドワイヤー,バルーン,ステントなどのデバイスを用いて冠動脈の狭窄,閉塞の治療を行う。
本稿ではPCI手技の実際,デバイスの特徴,起こり得る合併症とその対処法,合併症の中でも特に外科的治療が必要となる場合などの事項について解説する。
Copyright © 2019, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.