4．感染症に伴う皮膚病変—細菌・ウイルス・真菌・動物など，あらゆる病原体を想定せよ

細菌・ウイルス・真菌・動物など種々の病原体により，皮膚は非常に多彩な症状を呈するが，診断の第一歩はまず疑うことである。各感染症の特徴的な臨床像を頭に入れ，皮疹を前に極力多くの鑑別診断を想定したうえで必要な検査に進むことにより，誤診や見落としを防ぐことができる。