特集 急性冠症候群
【コラム】本邦未承認の抗血小板薬と抗凝固薬―多種多様な選択肢を有する米国での使用法
小船井 光太郎
1
Kotaro OBUNAI
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 循環器科
pp.76-82
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100502
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急性冠症候群(ACS)治療の発展の歴史は,血栓や血小板との戦いの歴史といっても過言ではない。抗血小板薬や抗凝固薬は,ACSの薬物治療のメインストリームであり,過去20年間,欧米では多種多様な薬物が開発され,臨床試験で評価されてきた。本コラムでは主に,日本では未承認の薬物に注目し,非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)における,米国での抗血小板療法・抗凝固療法の変遷と,現在の標準的な用法について触れる。
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