my styleシミュレーション
次世代の麻酔科医のためのcardiac point-of-care ultrasoundトレーニング
重城 聡
1,2
Satoshi JUJO
1,2
1亀田総合病院 麻酔科
2POCUSシミュレーションセンター
pp.776-781
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202042
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スマートフォンに接続し使用可能な携帯型のエコープローブの開発により,欧米では個人でエコー機器を所有することが可能となった1)。次世代の医学生・研修医は首に聴診器ではなく,白衣のポケットにエコープローブというスタイルで臨床研修に参加するという時代がすぐそこまで来ている。現在麻酔科医が術前診察で聴診をしているように,近い将来,心エコーが身体診察の一環に組み込まれることは容易に想像される。日進月歩に変革していく医療テクノロジーに対応していくべく,次世代の麻酔科医がどのように経胸壁心エコー(TTE)を活用し,どのようにトレーニングしていくかを心エコーの教育者の目線から概説する。
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