徹底分析シリーズ 心臓麻酔デビューに向けて:人工心肺を使う手術編〈基礎〉
最近の心臓外科の傾向—低侵襲を支えるのは麻酔管理と正確なTEE
藤田 知之
1
Tomoyuki FUJITA
1
1国立循環器病研究センター 心臓血管外科
pp.846-849
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200658
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
最近の心臓外科手術の傾向は,弁置換が中心であった弁膜症治療は弁形成へシフトし,また,低侵襲化への流れが強まり,小切開手術やカテーテル治療が増加している。一方で,重症心不全の心臓外科手術も盛んに行われるようになっており,麻酔科医の役割にも変化がみられる。本稿では,心臓外科領域の最近の傾向について述べる。
Copyright © 2016, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.