LiSA麻酔手技座談会
隣は何をする人ぞ―気道確保・気道管理 編
久保田 健太
1,2
,
土手 健太郎
3
,
内藤 嘉之
4
,
樋口 秀行
5
,
藤澤 美智子
6
,
松永 明
7
,
吉田 真一郎
8
,
浅井 隆
9
1明石医療センター 麻酔科後期研修医
2現 神戸大学大学院医学研究科外科系講座 麻酔科学分野
3愛媛大学医学部附属病院 集中治療部
4明石医療センター 麻酔科
5東京女子医科大学 麻酔科学教室
6みなと赤十字病院 集中治療部
7鹿児島大学医学部 麻酔・蘇生学講座
8札幌医科大学医学部 救急・集中治療医学講座(現 麻酔科学講座)
9関西医科大学医学部 麻酔科学講座
pp.871-885
発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101333
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読者が日々行っている麻酔の手技は,どのように習得してきたものだろうか。
先輩から“や・さ・し・く”手取り足取り教えてもらい,同じように後輩に伝えていることが多いだろう。
そんな“標準的”と思っている麻酔手技は本当にメジャーなのだろうか。
そんな着想から,昨年LiSAでは「麻酔手技に関するアンケート調査」を行った。
その結果は予想以上にバラバラで,経験年数や地域などによる一定の傾向を読み取ることはできなかった。
そこで,それぞれの回答には,どんな考えがあり,どのような経緯が絡んで,どのような状況におけるものなのか,背景を勝手に検討することにした。
本座談会で扱うテーマは,もし先輩に尋ねたら「どーでもいいよ,そんなこと」と言われてしまうことかもしれない。
いやもしかしたら,「それはカクカクしかじかで…」と深~い話に繋がっているかもしれない。
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