連載 Viva! Pittsburgh!・1【新連載】
―UPMC麻酔科フェローからの報告―競争率50倍のサバイバルを生み出すカリキュラム!
松﨑 孝
1,2
MATSUSAKI, Takashi
1,2
1岡山大学病院 麻酔科蘇生科
2Research Fellow of Department of Anesthesiology, University of Pittsburgh Medical Center
pp.300-302
発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101179
- 販売していません
- 文献概要
- 1ページ目
2009年12月31日にピッツバーグへやってきて,早いものでもう1年以上が経過しました。何十年ぶりかという大雪にちょうどみまわれてしまい,当初はこんなに雪深いところで生活していけるのかと不安にかられましたが,全米でもNo.1の住みやすさと言われる通り,ピッツバーグは非常に居心地がよく,1年間の予定だった留学期間を延長することに決めました。
留学は,新しい出会いや経験の場であり,卒後12年目という,今後の人生を考えなければならない時期に,非常に大事な時間を過ごせていると実感する毎日です。こちらへやって来るまでは,手術,救急当直,ICU当直,ペインクリニック外来など,忙しい日々で家族と過ごす時間も非常に少なく,子供たちとの距離も遠くなっていたのですが,渡米してからは家族との関係も少しずつ修復でき,公私に充実した生活が送れています。
また,麻酔科の教育に興味をもち,臨床研究の合間に,麻酔科教育の研究も行ってます。
そんな私が見た『ピッツバーグ大学医学部麻酔科』をお届けします。
Copyright © 2011, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.