症例検討 血管内治療の麻酔
Endeavor DES留置に伴う側枝閉塞率の検討
武安 法之
1
Noriyuki TAKEYASU
1
1茨城県立中央病院 循環器内科
pp.182-185
発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100870
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分岐部病変では,DESそのものが心筋梗塞,血栓症発生の予知因子であるため,1ステントの手技が推奨される。しかし,2ステント・テクニックが避けられない症例も数多く存在する。昨年承認された次世代DES, Endeavor(R)は,側枝へのプラークシフトのリスクが軽減できる特性を有している。本稿では,Endeavorの特性を説明し,側枝閉塞率を検討した自験例を示し,岐部治療でのよりシンプルな手技の可能性を探る。
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