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from LISA
pp.431
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100090
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- 文献概要
■それにしても,毒入りギョーザの原因もまだ未解決なはずなのに,話題は次から次へと移っていきます。チベット問題,急転ロス疑惑,そして国内ではガソリン税。相変わらず偽装疑惑事件も,聴覚障害からアラ(クエ),例のごとくに産地の偽装と,つきることなく続きます。それにしても報道されていることの何が正しいのか。落語立川流家元,立川談志はかつて,新聞で唯一正確なのは日付だけだと話したとか。で,JR東海駅弁偽装。東海道新幹線や特急列車内,駅で消費期限を偽って弁当を販売したというニュース。
「定められた方法により保存した場合において,腐敗,変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日」,消費期限。そもそもこの消費期限を設定するのは,「食品の情報を正確に把握している製造業者」であり,「科学的,合理的根拠をもって適正に設定する」もの(厚生労働省HP)。今回JR東海子会社は,新鮮さを消費者にアピールするため,消費期限の自主基準を改定し,その期限を短縮した。にもかかわらず,製造能力を超える需要が発生し,そのため作り置きし,偽装した消費期限のラベルを張るというお粗末
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