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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
代謝系に作用するもの
アメトプテリン
A-methopterine or Methotrexate
清水 喜美子
1
,
瀬野 悍二
1
Kimiko Shimizu
1
,
Takeshi Seno
1
1埼玉県立がんセンター研究所血清ウイルス部
pp.596-598
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904686
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■特性
葉酸類似物質。黄色粉末。アルカリに溶解。哺乳類細胞,細菌類に対し細胞毒性を示す。代表的な癌化学療法剤。ジヒドロ葉酸還元酵素(EC 1.5.1.3,系統名5,6,7,8-tetrahydrofolate:NADP+oxidoreductase)を標的とし,強固に結合して失活させる。結合の特異性は非常に高い(解離定数3×10−11M)。
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