Japanese
English
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
DNAに作用するもの
発癌剤
Chemical carcinogen
伊東 信行
1
,
白井 智之
1
Nobuyuki Ito
1
,
Tomoyuki Shirai
1
1名古屋市立大学医学部第1病理学教室
pp.585-586
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904682
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発癌剤は発癌物質,発癌性化学物質あるいは癌原性物質とも呼ばれ,ラット,マウスなどの小動物をはじめウサギやイヌなどの中,大動物に投与した場合癌が発生してくる物質を指している。もちろんヒトに対しても発癌性のあるものも多数知られている。発癌剤には天然産物と人工産物とがあり,それらの化学構造は多種多様であるとともに発癌性の程度にも大きな幅がある。
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