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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
神経系に作用するもの
シナプス後膜作用薬
α-ブンガロトキシン
α-bungarotoxin
葛西 道生
1
Michiki Kasai
1
1大阪大学基礎工学部生物工学科
pp.449-451
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904633
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α-ブンガロトキシンは台湾に棲息するアマガサヘビ(Bungarus multicinctus)の毒腺中に存在する神経毒で,神経筋接合部などのニコチン性アセチルコリン受容体(nAchR)に特異的に結合して神経伝達を阻害する毒蛋白である。この性質を利用し,nAchRの同定,精製,単離が行われている。
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