巻頭言
基礎医学の研修
三浦 義彰
1
1千葉大学
pp.49
発行日 1968年4月15日
Published Date 1968/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902763
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研修医制度の是非が論ぜられている。研修という言葉はこの場合臨床医学を実地に即して学ぶことである。それでは基礎医学はどうなのだろう。講義といわゆる学生実習で充分なのだろうか。実際の研究現場で訓練する必要は医学生一般については必要がないのだろうか。
昨年久方ぶりに米国東部の医学校をまわつてみて感じたことは臨床のBedside teachingに対して基礎側のLaboratory workの充実といつた考え方の進展である。
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