特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
Ⅱ.内分泌腺細胞株
膵内分泌細胞
マウス:MIN 6
宮崎 純一
1
1東京大学医学部疾患遺伝子制御(サンド)講座
pp.424-425
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900424
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■樹立の経緯
トランスジェニックマウス(膵β細胞特異的なインスリンプロモーターにSV40T抗原遺伝子を結合した融合遺伝子をC57BL/6マウスに導入したもの)の膵臓に発生した膵β細胞腫瘍(インスリノーマ)を単離し,細かく切り,培地を加えて培養することにより,宮崎らにより樹立された。2系統のF0マウスから樹立された細胞株はおのおの,Mouse insulinoma由来ということでMIN6とMIN7と名づけられた。
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