Japanese
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特集 血管新生
Tumor necrosis factor(TNF)とInterferon(IFN)の血管新生に及ぼす影響
Effects of TNF and IFN on angiogenesis
佐藤 昇
1
Noboru Sato
1
1日本グラクソ㈱筑波研究所
pp.217-220
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900343
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固形腫瘍の増殖は腫瘍に栄養と酸素を供給する毛細血管の新生に依存することが知られている1)。したがって腫瘍部位での血管新生阻害は栄養と酸素を断ち切ることになり,きわめて効果的な腫瘍退縮法になると考えられている。TNFおよびIFNは血管内皮細胞の遊走・増殖を抑制するため,これら因子の抗腫瘍効果のメカニズム解明と臨床応用の観点から血管新生に及ぼす影響に興味が持たれた。
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