Japanese
English
特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線
Ⅴ.クロマチンと転写制御に関する新技術
特定RNA分子/DNA領域のライブイメージング技術
Live imaging techniques for specific RNA molecules/genomic DNA loci
大石 裕晃
1
,
落合 博
1
Ohishi Hiroaki
1
,
Ochiai Hiroshi
1
1九州大学生体防御医学研究所高深度オミクスサイエンスセンター遺伝子発現動態学分野
キーワード:
ライブイメージング
,
転写動態
,
ゲノム動態
,
生細胞
,
STREAMING-tag
Keyword:
ライブイメージング
,
転写動態
,
ゲノム動態
,
生細胞
,
STREAMING-tag
pp.260-265
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201686
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転写は,遺伝子からRNAが連続的に合成される転写活性化状態とほとんど合成されない不活性化状態を遷移する動的なプロセスである。この転写動態によって遺伝子発現量が調節されるが,細胞集団からRNAを抽出する解析手法や,固定細胞におけるRNA可視化法では転写動態制御機構の詳細に迫ることは困難である。本稿では,転写動態解析に利用可能な特定RNA分子およびゲノムDNA領域の生細胞イメージング技術を紹介する。
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