Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅹ.皮膚
先天性魚鱗癬
Congenital ichthyosis
秋山 真志
1
Akiyama Masashi
1
1名古屋大学大学院医学系研究科皮膚科学分野
キーワード:
SDR9C7
,
魚鱗癬
,
脂質
,
セラミド
,
皮膚バリア
Keyword:
SDR9C7
,
魚鱗癬
,
脂質
,
セラミド
,
皮膚バリア
pp.526-527
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201271
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本稿においては,筆者らが先天性魚鱗癬(CI)の発症メカニズムとしての研究を進めている表皮の機能性脂質,特に超長鎖脂肪酸を有するアシルセラミドの異常とCIの病態について焦点を当てる。CIは角質の肥厚を全身または広範囲の皮膚に認める一連の疾患群であり,多くの病型では表皮機能脂質の異常による皮膚バリア機能障害を病態として有する。
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