増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅳ.細胞外での分子修飾
分泌タンパク質
γカルボキシル化
東 浩太郎
1
,
井上 聡
1
Azuma Kotaro
1
,
Inoue Satoshi
1
1東京都健康長寿医療センター研究所老化制御研究チーム
キーワード:
γ-グルタミルカルボキシラーゼ
,
GGCX
,
ビタミンK
,
低カルボキシル化オステオカルシン
,
ucOC
,
ワルファリン
,
protein induced by vitamin K absence-Ⅱ
,
PIVKA-Ⅱ
Keyword:
γ-グルタミルカルボキシラーゼ
,
GGCX
,
ビタミンK
,
低カルボキシル化オステオカルシン
,
ucOC
,
ワルファリン
,
protein induced by vitamin K absence-Ⅱ
,
PIVKA-Ⅱ
pp.508-509
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200902
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γカルボキシル化反応は,基質タンパク質のグルタミン酸残基におけるγ位の炭素原子に更にもう1つのカルボキシル基を転移させる反応であり,γ-グルタミルカルボキシラーゼ(GGCX)により触媒される。この修飾を受けるタンパク質は生体内で18種ほど知られており,活性の変化を生じるタンパク質も知られている。臨床的には,ワルファリンの作用やucOC,PIVKA-Ⅱなどのバイオマーカーと深くかかわっている。
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