増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾
ヒストン/核内タンパク質
ADP-リボシル化
上田 國寛
1
,
高松 邦彦
2
,
岸田 あおい
3
Ueda Kunihiro
1
,
Takamatsu Kunihiko
2
,
Kishida Aoi
3
1神戸常盤大学保健科学部
2神戸常盤大学教育学部
3神戸市民病院機構神戸市立西神戸医療センター
キーワード:
NAD+
,
ADP-リボシルトランスフェラーゼ
,
ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ
,
DNA修復
,
抗がん剤
Keyword:
NAD+
,
ADP-リボシルトランスフェラーゼ
,
ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ
,
DNA修復
,
抗がん剤
pp.414-415
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200855
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
ADP-リボシル化は,NAD+をADP-リボシル基供与体として行われるタンパク質の翻訳後修飾である。転移されるADP-リボシル基が1個だけのモノADP-リボシル化と,複数個が順次転移・重合されるポリ(ADP-リボシル)化がある。前者は病原微生物の発症要因として,後者は損傷したゲノムDNAの修復に重要である。
Copyright © 2018, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.