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特集 小脳研究の課題(2)
小脳プルキンエ細胞樹状突起活動のin vivoイメージング
in vivo two-photon imaging of dendritic activity of cerebellar Purkinje cell
喜多村 和郎
1
,
橋本 浩一
2
,
狩野 方伸
1
Kazuo Kitamura
1
,
Kouichi Hashimoto
2
,
Masanobu Kano
1
1東京大学大学院 医学系研究科 生理学講座 神経生理学分野
2広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 神経生理学
pp.26-33
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425101256
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近年のイメージング技術の進歩により,生体内における神経活動をリアルタイムで直接捉えることが可能となっている。特に,2光子励起顕微鏡と分子プローブを用いた神経細胞内Ca2+動態イメージングは,個々の神経細胞レベルから細胞の微細構造(樹状突起,軸索)レベルまでの活動を計測できる方法として広く用いられるようになっている。本稿では,これらの技術を用いて解析された小脳プルキンエ細胞樹状突起活動の特徴について,筆者らの成果を中心に最近の知見を概説する。
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