Japanese
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特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
シナプス構築におけるMAGuKファミリータンパクp55の関与
Characterization of a novel PSD scaffold member, p55 protein
鈴木 龍雄
1
,
Chiye Aoki
2
Tatsuo Suzuki
1
,
Chiye Aoki
2
1信州大学大学院医学研究科加齢適応医科学系独立専攻分子細胞学部門神経可塑性学分野
2New York University, Center for Neural Science
pp.108-112
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425100015
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筆者らは,シナプス後肥厚部(postsynaptic density, PSD)画分に付随するmRNA種の同定を切り口として,未同定ないし新規のPSD関連タンパク質の同定と機能解析を続けている1-8)。このプロジェクトの過程で,ある一つの未同定mRNAをコードするcDNAをクローニングしたところ,それがラットのp55(r-p55)をコードしていることが明らかになった9)。本総説では,筆者らが明らかにした脳のr-p55の性質について解説する。
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