特集 外国人診療Q&A—日本に暮らす外国人のライフステージと健康
【各論 ライフステージ別 外国人診療Q&A[妊娠・出産期]】
Q7 現場ではどのような在住外国人の妊娠・出産の課題が生じていますか? 日本に暮らす外国人の妊娠・出産を支えるうえで、総合診療医の役割とは?
神田 未和
1
,
城向 賢
2
1みんなの外国人ネットワーク
2かわしろ医療クリニック
キーワード:
外国人の妊娠・出産
Keyword:
外国人の妊娠・出産
pp.599-600
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360060599
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⦿Answer(解説)
妊娠・出産は、個人の生き方と社会のあり方の双方を更新する重要なライフイベントである。この過程には、それぞれが生きてきた文化的・社会的背景が色濃く反映される。
日本では出生数の減少が続いており、2024年には年間出生数が約68.6万人と、統計開始以来、初めて70万人を下回った1)。一方で、外国人住民の数は増加を続けており、20代人口では「10人に1人は外国人2)」という状況にある。こうした人口動態をふまえると、外国人の妊娠・出産はもはや例外ではなく、日本社会の将来を形づくる現実の一部となっている。
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