特集 今さら聞けない臨床現場のAI—結局何に使えるの?
【各論 具体的なAIの臨床応用事例】
❿医学教育現場における生成AI活用の現状
松山 泰
1
1自治医科大学 医学教育センター
キーワード:
医学教育モデル・コア・カリキュラム
,
情報・科学技術を活かす能力
,
AIリテラシー
Keyword:
医学教育モデル・コア・カリキュラム
,
情報・科学技術を活かす能力
,
AIリテラシー
pp.411-414
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360040411
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2022年にOpenAI社がChatGPTを公開して以降、生成AIは爆発的な普及を遂げ、医療分野においても診断支援、文書作成、教育支援など多岐にわたる領域で活用が進んでいる。生成AIは専門的スキルを必要とせず、自然言語による指示のみで利用できる点が特徴であり、この「誰でも使える利便性」が従来型AIとの決定的な相違点である。医療分野では医療デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要な柱として、診療プロセスの効率化や安全性向上を目指した応用が急速に拡大している1)。
医学教育における生成AI活用について、筆者は2つの観点から論じたい。第一は「学習内容としての生成AI」であり、これは生成AIを医療実践で安全に活用するために必要な知識、倫理、リスク理解を教育内容として組み込む観点である。第二は「学習方法としての生成AI」であり、医学生や医師が学習ツールとして生成AIを効果的かつ適切に活用する方法論に関する観点である。

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