特集 ホスピタリストのための精神科の知識
9.統合失調症—症状とそれに対応した治療のポイントを理解しておこう
許 善濬
1
,
山口 創生
2
,
新井 さゆり
3
,
冨田 真幸
3
,
文 鐘玉
1
,
竹内 啓善
1
Sunjun HUH
1
,
Sosei YAMAGUCHI
2
,
Sayuri ARAI
3
,
Masayuki TOMITA
3
,
Shogyoku BUN
1
,
Hiroyoshi TAKEUCHI
1
1慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室
2国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
3医療法人財団厚生協会 大泉病院
pp.781-788
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218804090120040781
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統合失調症は一般的に若年期に発症し,生涯にわたって持続することが知られている。治療は,主に薬物療法と心理社会療法とに分類される。
本稿では,統合失調症について,診断のポイントのほか,退院後のケアで重要な点,かかわる法律や社会的な仕組みなどについて概説する。

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