特集 これからの脳ドックの可能性
扉
pp.205
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.188160960780030205
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脳ドックは従来,未破裂脳動脈瘤や無症候性脳血管病変の発見を通じて,脳卒中予防に寄与してきた。一方で近年では,MRIを基盤とした画像診断に加え,デジタル認知機能検査,血液バイオマーカーなどの技術発展により,その役割は神経変性疾患の早期発見,さらには前臨床段階からのリスク評価へと広がりつつある。本特集では,脳ドックの歴史的背景と現状を整理したうえで,無症候性脳血管障害,脳腫瘍,特発性正常圧水頭症,認知症を含む多様な病態への対応やガイドラインに基づく実践を俯瞰する。脳ドックを日常診療や予防医療とどう結びつけ,今後どのように活用すべきか,その可能性を模索したい。

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