特別記事
私のファンタジーセラピー体験
多喜田 恵子
1
,
米山 奈奈子
2
,
寺沼 古都
1名古屋市立大学看護学部
2東海大学健康科学部看護学科
pp.65-68
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900678
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あの尼僧は私
スイス研修でもっとも印象に深かったのは,ラインナウ精神病院で受けたファンタジーセラピーです。今回,私達がうけたセラピーのテーマは,「鏡」でした。
初日は,鏡になるという体験でした。セラピストの左隣にいた私は,まずセラピストの鏡になりました。対称的なポーズをとります。私の右隣の人が私の鏡になりポーズをとります。また隣の人が鏡になり…そうして,見えない鏡が次々と映していきました。セラピストが少しでも手を動かすと,全員の手が同じように動き,まるで万華鏡を見ているような感じがしました。
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