書評
『「家に帰りたい」「家で最期まで」をかなえる—看護の意味をさがして』
宮子 あずさ
pp.277
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200617
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訪問看護(師)が苦手な人にこそ読んでほしい
私が精神科病院の訪問看護室に勤めて10年になります。私の場合、訪問看護の世界に来たのは全くの偶然でした。
当時私は大学院生をしながら要介護になった実母の世話をしていました。そのため週に3日勤務の条件で、自宅から近い精神科病院に求職したのです。所属の希望を言わなかったところ、「精神科の経験があるなら、ぜひ」と、訪問看護室に配属されました。
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