連載 イイネ!その業務改善・3
すっきり! 私たちの「5S」活動
佐藤 由美子
1
1医療法人社団緑誠会光の丘病院
pp.69-73
発行日 2016年1月15日
Published Date 2016/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200184
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病棟によって物の置き場所が違う
当院は175床の単科の精神科病院で、1病棟から4病棟まで、4つの病棟があります。
そのうち3つの病棟(2つの精神療養病棟と1つの認知症治療病棟)は同じ構造なのですが、物品の場所や位置はそれぞれの病棟によって違っていました。そのためスタッフの病棟異動時には収納場所を聞いたり探したりしなければならず、業務を覚えるのに手間取っているようでした。特に緊急の応援要請時には、物品の準備や処置、書類の作成などをすぐに行うことができません。また、その物品や書類が必要かどうかの判断基準が部署ごとに任されていたため、不要な物が手付かずの状態になっていることもありました。
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