焦点
児童・思春期精神科の看護―ここが大変! を整理してみました
船越 明子
1
1三重県立看護大学精神看護学
pp.57-63
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101201
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現在、心の問題を持つ子どもとその家族が、早い段階に身近な地域で専門的なケアを受けられる体制作りが急ピッチで進められています。たとえば、2011(平成23)年度から「子どもの心の診療ネットワーク事業」として、都道府県における拠点病院を中心に、医療機関や保健福祉関係機関と連携した支援体制の構築が図られています。また、2012(平成24)年度診療報酬改定では、特定入院料である児童・思春期精神科入院医療管理料が新設され、小児病院、精神科病院のいずれであっても、子どもの精神科入院医療が診療報酬上適切に評価されるようになりました。
このような状況を受けて、児童または思春期の子どもの心を対象とした専門病棟またはユニットが次々と新規に開設され、入院治療を受ける子どもは増加しています。
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