特集1 胴拘束が、ドウもあぶない
[コラム2]緊急避難を速やかにするために、ベッドを設計
徳江 仁
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1財団法人井之頭病院
pp.14
発行日 2010年9月15日
Published Date 2010/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100747
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緊急時に対する看護師の不安
行動制限を行う場合、現場の看護師はその患者をさまざまな危険にさらす可能性があることを意識しています。そのなかの一つに身体拘束の際の緊急時避難があります。「今、火災が起きたら、この患者を無事に避難させることができるだろうか……」。特に夜勤のときなどには、多くの看護師がこのような不安をもつのではないでしょうか。
多くの施設で取り組んでいると思いますが、私の勤務する施設でも実際の緊急時を想定し、目隠しをした状態で何秒で拘束を解除できるかという検証をしています。
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