発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100313
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特別養護老人ホームで性的な虐待発言が発覚
処分のあり方に波紋
2006年8月13日の朝日新聞によると、東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」(入居定員80人)で2006年1月、夜勤でおむつ交換中の30歳と21歳の男性職員2人が、認知症の女性入居者(90)に性的な虐待発言をしていたことが、女性の家族による録音テープで明らかになった。
オムツに排泄物がたまっていたり、手にアザが残っていたりすることが重なり、数年前から家族は介護内容に不審を抱き訴えてきたが、施設側からは「思い過ごし」と相手にされなかった。認知症が進み本人に確かめることもできないため、小型のテープレコーダーをベッド近くに隠したという。排泄物のにおいを「毒」「サリン」と侮辱するやりとりもあったという。
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