REPORT
3つのケアマネジメント研修会に参加して
秋野 恵美子
1
1小樽保健所
pp.826-831
発行日 1997年11月15日
Published Date 1997/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902438
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●編集室から
札幌市で本年5月から9月にかけてケアマネジメントに関する3つのセミナーが開かれた(表参照).在宅ケアプラン作成のためのアセスメント手法については種々あることは周知の通り.厚生省高齢者ケアサービス体制整備検討委員会及び同委員会ケアプラン専門委員会では次の5つの手法が検討された.①MDS-HC方式(『在宅ケアアセスメントマニュアル』),②三団体ケアプラン策定研究会方式,③日本介護福祉士会方式,④日本社会福祉士会方式,⑤日本訪問看護振興財団方式(『日本版在宅ケアにおけるアセスメントとケアプラン)(以上50音順).
また,白澤政和氏(大阪市立大学教授)と竹内孝仁氏(日本医科大学教授)は,早くからケアマネジメントの重要性を著書や講演活動を通して啓発してきたこともあって,両氏の考案によるアセスメント手法もそれぞれ現場では根強い人気がある.これらのほかにも高橋泰氏(国際医療福祉大学教授)らによるTAIケアプラン作成システム(『TAI高齢者ケアプラン・ビジュアル作成』)や,金井一薫氏(日本社会事業大学助教授)の生活過程評価チャート(『KOMIチャート』)などがある.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.