連載 管理者日誌・6
ちょっとひと休み―管理者が休暇を取るとき
松田 栄子
1
1都筑医療センター訪問看護ステーション
pp.488-490
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901328
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あるよく晴れた日曜日のこと。掃除・洗濯・蒲団干しと休日の予定を立てていたのに,生理になってしまい月経痛で1日中床に臥せっていた。下腹部の痛みと重い腰,寝るにも眠ることができない。私は蒲団のなかで決意した。「もう我慢できない,取ろう。こんな子宮切ってやる!」
ここ3年,介護保険のストレスも重なってか,私の3つ子の子宮筋腫はどんどん成長してしまった。経血量は増え,慢性の貧血と月に一度の苦痛に危機感を感じていた。このままあと10年過ごすことを考えるととんでもないと思い,手術を決意した。一度決めたら行動が早い。入院予約をして入院日と手術日を決めてしまった。
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