特集 暮らしを支えるケアと感染対策—実践! コロナの自宅療養者への訪問
Q&A—公開収録で寄せられた質問に3人が答えました。
藤田 愛
1
,
新井 まゆ子
2
,
高山 義浩
3
1北須磨訪問看護・リハビリセンター
2神戸市立西神戸医療センター
3沖縄県立中部病院
pp.34-35
発行日 2023年1月15日
Published Date 2023/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201940
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Q 普段の訪問看護では、「ケアの手順などを工夫し、手袋を無駄にしないように」と伝えています。コロナの訪問ではその対応も変えるべきですか。
藤田 訪問看護は利益率の低い事業ですから、物品を無駄に使わないのは大事だと思います。ただ、ことコロナの訪問においては想定外(失禁や嘔吐への対応)もありますから、私が療養者宅にあがる場合は、手袋を2セットは余分に持ち込むようにしていました。持ち込んだものは廃棄することになりますが、看護師が感染してしまったときの損害の方がより大きいので、無駄ではなく、必要な負担であると考えています。
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