特集 忘れられない、特別な「あの人」—在宅看取りの実践集
—【私の「あの人」❹】—両親の看取り
柴田 三奈子
1
1株式会社ラピオン
pp.368-371
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201893
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2021年の7月、私は実家に戻り、余命1か月と診断された両親を看取りました。35年以上離れて暮らしていた両親と、最期の1か月間を一緒に過ごせたことは私にとって本当に幸せであり、最後の最後まで両親から学ぶことがたくさんありました。これまで訪問看護師として多くの方の看取りの場に立ち会い、心に残る思い出もたくさんありますが、その中でも、「両親の看取り」は私にとって特別で忘れられない宝物となっています。
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