連載 訪問看護BCPプロジェクト・第7回
—地域全体の医療・ケアを継続させるための備え—STEP7連携型BCP、地域BCP
山岸 暁美
1,2
,
岩本 大希
3
,
金坂 宇将
4
,
平山 司樹
5
,
藤野 泰平
6
1慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室
2一般社団法人コミュニティヘルス研究機構
3ウィル訪問看護ステーション
4ケアプロ訪問看護ステーション
5医療法人葛西医院訪問看護ステーションかっさい
6みんなのかかりつけ訪問看護ステーション
pp.228-233
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201860
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
「本連載と同時進行で自機関のBCPを策定している」という嬉しい声をたくさんお寄せいただいている。また、「今がまさに『有事』だから、策定プロセスそのものが現状の対応に活かされている」という声までいただき、感激している。
通常訪問にコロナ対応もプラスされて多忙を極める中、さらにBCP策定にも取り組まれている皆さんには本当に頭が下がる。確かに、介護保険サービス事業者として義務化されるからという理由もあるのだろう。しかし、皆さんと話して私に伝わっているのは、「スタッフ、利用者、そして地域住民のいのちと暮らしを守るための業務継続を本気で考える」という心意気である。看護職の志の高さを心から誇りに思う。
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.