連載 そういえば、私がん患者だった・第4回
いつでもどこでも、基本は「出すこと」「食べること」
濵本 千春
1
1社会福祉法人広島YMCA福祉会YMCA訪問看護ステーション・ピース
pp.932-934
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201804
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さて、化学療法が始まってからの大きな難関は、排便障害(便秘)と味覚障害だった。
まずは、排便障害(便秘)から。私は物心ついたときから便秘症。小さい頃にイチジク浣腸で泣きをみてからは、下剤を常用する子どもだった(今思えば繰り返す喘息発作のため、自律神経が整っていなかったことも一因だったのだろうと推察される)。
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