連載 スペシャリストの現場思考・第5回
周産期・助産ケア
川添 梨沙
1
1ウィル訪問看護ステーション江東
pp.838-842
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201784
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
ウィル訪問看護ステーション(以下、ウィル)は「すべての人に“家に帰る”選択肢を」を理念に、疾患や重症度、年齢を問わず、利用者を受け入れている。そのような中、医療デバイスの有無を問わず新生児や早産児のケース、または母親が妊娠中のケースへ訪問に行く機会もある。ウィルにもさまざまなキャリアを積んだスタッフがいるものの、周産期分野に関しては苦手意識を持つ者が少なくない。その中で、筆者は助産師資格を持ち、かつ周産期病棟やNICU/GCUでの勤務経験を活かし、相談支援チームの一員としてスタッフからの相談に応じている。
本稿では、筆者がスタッフをサポートする中でどんなことを考えているか、また、筆者自身のケアにおいてはどんなことに注意を向けているかを紹介したい。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.