特集 新型コロナ「入院待機者」への自宅での対応—実践の「知」の記録
—【インタビュー】—「引き算の訪問看護」で「最低限の最高の15分」を追求する—新型コロナ入院待機者への訪問看護
藤田 愛
1
,
岩本 大希
2
1北須磨訪問看護・リハビリセンター
2ウィル訪問看護ステーション江戸川
pp.542-557
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201724
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
兵庫県神戸市では、2020年の年末頃から新型コロナウイルス感染が拡大。2021年3〜5月頃には病床が逼迫していく中、症状があっても入院できず、自宅での療養が強いられるケースも相次ぎました。ピーク時にはその数およそ2000人にも達しています。
そうした「入院待機者」に対して早くから訪問看護を行っていたのが、市内にある北須磨訪問看護・リハビリセンターの藤田愛さんです。藤田さんは、神戸市福祉局からの委託事業としてこれを行い、3〜5月の期間で51人に対し、約310回の訪問を実施しました。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.